炭酸シャワーの良さってなに？？

みなさまこんにちは！
ＣＯ２システムズです(^^)/

今回は、「炭酸泉シャワーのメリット」についてお話させていただきたいと思います。

「炭酸泉って浸かるものじゃないの？」

「シャワーだけで意味あるの？」

これは、本当によく聞かれる部分なんです。
すでに「炭酸泉」をご存知の方に多い質問ではないのかな～と思います。

でも、シャワーでのメリットって意外と結構多いのです。
（ちなみに、これはシャワー以外がダメとかそういうのではなく、畑が違うくらいに思って読んでいただければと思います^_^;）

炭酸泉シャワー

メリットその①手軽に使える

普通の回答で申し訳ありません。。
でも、これって結構大切ではないですか？

特に、こういった継続が大切になってくるものに関しては

「使いたい時にすぐに使える」

ことがけっこうカギになってくるのではないでしょうか。

例えば、コンセントのついている掃除機なんて
かけようかな～と思っても、出してきてコンセントさして…
なんていう手間ですらおっくうに感じることってありませんか？

それが、充電式コードレスの掃除機だったとしたら？？

さっと出してきて、そのままスイッチを入れるだけ！
部屋のどこまでも一気にかけられちゃいますよね。

「やろう」と思ってから行動にうつすまでの気持ちも全然違ったものになりませんか？

毎日続けるものは、手軽が１番だと私は思っています。

シャワーの炭酸泉なら、

「使いたい時にすぐに使えて、使いたい分だけ使える」

ので、高濃度の炭酸泉が使えるまでの手間も待ち時間も大幅にカットできちゃいます。

メリットその②衛生的

これは、「水回り」としてはキープしておきたい項目です。

皆様ご存知のスーパー銭湯の「炭酸泉」

あれは、「循環式」とよばれる製法で作られている炭酸泉です。

一度さら湯を浴槽に溜めてから、機械に引き込んで機械で炭酸ガスを混ぜて、また浴槽へ戻すというやりかたです。

これは一般的といいますか、銭湯なんかでは普通の事ですよね。

あんな大きな浴槽をシャワーで溜めるのはちょっと想像つきません
(-_-;)

でも、その方式を自分でやるとなった場合、色々考える課題が出てくるのではないでしょうか。

「フィルター交換は？」

「ホースや機械の中って洗浄できるのか」

などなど

ところが、シャワーで出てくるとなった場合。

お湯と炭酸ガスは、機械の中を通るだけで高濃度の炭酸泉になるので、

装置の中もホースも常に清潔に保たれて、フィルターも使いません！

また、一度溜めて誰かがはいったお湯で髪や顔を洗うのって、なんだか抵抗があるのは私だけでしょうか(-_-;)

衛生的に使用できるのが、いいところです。

メリットその③炭酸ガスの無駄が無い

これは、正直なところ炭酸ガスボンベに取り付ける圧力調整器（レギュレーター）にもよるのですが…

要するに、先程の「使いたい分だけ炭酸泉が生成できる」ところにかかっているわけなのです。

機械でグルグルと混ぜる方式は、炭酸泉の濃度が上がるまでの間、ずーっと炭酸ガスを使い続けているわけですよね。

装置にもよりますが、毎回結構なガスの消費になってしまいます。

シャワーでの使用は、シャワーを出している間のみ炭酸ガスを消費することになるので、少量使いにも対応できるのが強みです。

また、付属の圧力調整器のガス圧の設定が多いものに関しては、シャワーでも炭酸ガスを結構消費しますので、注意が必要です。

メリットその④無電源が実現できる

水回りで、電源を使用するって結構不安になったりしませんか？

「大丈夫」とはわかっていても、なんだか抵抗がある方は意外と多いものです。

循環させるとなると電源を使用するのはみなさま容易に想像できると思います。

もちろん、シャワーでも電源を使用しているものもあります。

これは後日お話ししますが、炭酸ガスの制御のためのものがほとんどです。

シャワー式は、一方通行なので、ガスの圧力とお湯の圧力だけでミキシングが可能です。

ただ、単純にガス圧と水圧だけで混ぜたものは、あっという間に炭酸が抜けるうえに濃度も上がりません。

ガス圧と水圧を無電源でパワーアップさせる。

それには特殊な構造にする技術が必要になってくるのです。

無電源はシャワーの特権とでもいいましょうか。

近くに電源が無い施設様なんかでも、コンセントをひく必要がありません。

メリットその⑤様々な用途に応用できる

こちらはまとめのようになってしまいますが、本当にその通りです。

「炭酸泉の恩恵」は本当に多岐に渡ります。

全部説明すると、「魔法の水」なのではないかと感じるほどです。

洗顔に使えば、すべすべになって、顔の血行促進で「美容効果」を実感できます。

洗髪に使えば、ヘッドスパのように頭皮がすっきり、髪もしっとりさらさら。

足浴に使えば、全身の血流に影響するほど、抜群の「血管拡張作用」。

（ちなみに「炭酸泉の足浴」は、足の血流障害の治療にも使用されるほどです）

シャワーから浴槽に溜めれば、スパのようなたっぷりの「炭酸浴」もできちゃいます。

本当に高濃度の炭酸泉ならシャワーでも「炭酸泉の恩恵に与れる」ということです。

これは正直なところ、「使ってみないと分からない」部分がかなり大きいのがもどかしいところです。
私も実際に使用していますが、本当に気持ちがいいです！
シャワーでも、しばらく浴びていたところが真っ赤になります。（血管拡張作用による紅潮反応です）

「炭酸泉でシャワーなんて邪道」などと決めつけずに、利用シーンや目的に合った選択肢が増えた！という気持ちで見ていただければ幸いです(*^_^*)

少しずつ「炭酸泉」に詳しくなっていただいているみなさまに、次回は
「炭酸泉と気泡のはなし」をさせていただきたいと思います。

弊社ホームページにも「炭酸泉」について書いておりますので、ぜひいらしてください(*'ω'*)
お待ちしておりま～す

ＣＯ２ＳＰＡのホームページはこちら

コミュニケーションツールとしての「炭酸泉」

みなさん　こんにちは(*'ω'*)

さて、今回は「炭酸泉」の変わった切り口での活用術をご紹介してみたいと思います。

展示会など、沢山の年齢層の方々とお話させていただく時に感じること。
それは、「やっぱり炭酸泉ってまだまだ知られていないんだなぁ」ということです。

まぁ、私もこの仕事をするまでは知りませんでしたから…　^_^;

でも、やっぱり炭酸泉がお好きな方はとっても嬉しそうにお話して下さいます(*'ω'*)
「血圧が下がるんだよ～」
とか
「体がぽかぽかになるのが気持ちいい」
など、みなさま炭酸泉を日々の生活に取り入れていらっしゃいました。
ご自身で「炭酸泉めぐり」されていらっしゃる方もいらっしゃっておどろきました。
一度入るとやみつきなのは間違いなさそうですね！

そこで、展示会でも好評な「炭酸泉昔話」なるものをご紹介いたします。

「炭酸泉」とは、あまり聞きなれない方がほとんどだと思いますが、

日本には数少ない天然の炭酸泉も「ラムネの湯」などと称され、深い歴史を持っているのです。

【福岡県　船小屋温泉】

文豪　夏目漱石も浴したとされる炭酸泉です。

ひやひやと　雲が来るなり　温泉の二階　

（『正岡子規へ送りたる句稿その十七　九月二十五日』より）

こちらは、船小屋温泉で詠んだ句として有名なのだそうです。

【兵庫県　平野鉱泉】

こちらの炭酸泉は、みなさまご存知の三ツ矢サイダーの起源となった炭酸泉です。
天然の炭酸泉から「炭酸ガス」だけを回収して「炭酸飲料」をつくっていたんですって！

明治時代に、宮内庁が炭酸水の御料工場を建てたことに始まります。

その後は、三菱に払い下げられ、明治屋が権利を得ることになります。

そして１８８４年に、「三ツ矢平野水」として発売されました。

その後、１８９７年には、大正天皇の御料品に採用されたそう。

現在の三ツ矢サイダーのように、砂糖や香りなどが加えられている炭酸飲料は、この平野水をベースに帝国鉱泉株式会社が発売した「三ツ矢印　平野シャンペンサイダー」なのだそうです。

三ツ矢サイダーは由緒正しい炭酸飲料だったのですね！

炭酸泉の炭酸が飲料用に使用されていたなんてびっくりです。

また、夏目漱石の小説「行人」、「思い出す事など」にも登場している温泉なんですって。
夏目漱石に限らず、温泉が好きな文豪は沢山いらっしゃるみたいですね。

【兵庫県　有馬温泉】

有馬温泉は皆さまご存知ですね。行かれたことがある方も多いのではないでしょうか。

貴族や偉人に愛された日本最古の温泉です。

「日本三古泉」「日本三名泉」の一つで、有名な温泉ですよね。

有馬温泉の泉質は３つあり、なんとその一つが「炭酸泉」なのです。

有馬温泉は「古事記」や「日本書紀」にも記され、豊臣秀吉や黒田官兵衛も疲れを癒し、愛したとされています。

実は、有馬温泉の炭酸泉は、日本のサイダーの発祥地といわれており、

明治３４年に「有馬炭酸鉄砲水」として発売されました。

名前の由来は、瓶のふたが鉄砲のように飛んでしまったことからきているんですって。

なんともアグレッシブなネーミングです(*‘∀‘)

また、三ツ矢サイダーのルーツともいわれているようですね。

三ツ矢サイダーの先輩がいたとは、恐れ入りましたm(__)m

「炭酸泉」にもこんな歴史があったとは、おどろきですよね。

炭酸泉の歴史とセットにして、利用者様にも歴史ある「炭酸泉」をご提供してみてはいかがでしょうか。

きっと、さまざまな想いをめぐらせながら「炭酸泉」を堪能していただけるのではないでしょうか(*^_^*)

次回は、「炭酸泉シャワーってどうなの？」のお話をしたいと思います。

こちら、よく聞かれるのですが、シャワーでのメリットってたくさんあるんです。

そちらをご紹介いたします(^^)/

入浴が苦手な利用者様へ 助っ人「炭酸泉」

みなさまこんにちは！

今回は、「炭酸泉とデイサービス」についてお話しさせていただきます。

利用者様のご家族と、スタッフの方々のお悩みでよく聞かれるのが、「入浴が苦手な利用者様」ではないでしょうか。

入浴拒否の原因を少しでも解消して、利用者様にもご家族の方にも気持ちよく施設を利用してもらいたいものですよね。

そこで

【入浴拒否に炭酸泉でアプローチ】

をお試ししてはいかがでしょうか。

「お昼に風呂に入るなんて」

「そんなに汚れていないから」

なんて、いろんな理由でかわされてしまう事ってありませんか？

できるだけ利用者様の気持ちに寄り添って、ご家族の期待にもこたえたい！

そんな切実な皆様の助っ人として、「炭酸泉」がお役に立てるかもしれません。

入浴は嫌でも、足浴には抵抗が無ければ、まずは「炭酸足浴」をおすすめしております。

足浴ってとっても気持ちがいいですよね。

服を脱がずにできて、足を洗うところから始められるのがとっても手軽です。

さらに

炭酸足浴は、さら湯の足浴と比べると血流量が約３～５倍になると言われています。

利用者様の健康を気遣ったサービスとしても、成り立つと思います。

「炭酸泉の足浴」を取り入れていらっしゃるデイの施設様も最近よく見かけるようになりました。

「炭酸泉の足浴」をはじめの一歩として、入浴のきっかけづくりとして大いに期待できるのではないでしょうか。

＊長時間の入浴が苦手

短時間での入浴ならＯＫな利用者様には、炭酸シャワーによる「洗浄」と「弱酸性」がキーワードになります。

前回お話しました、「炭酸ガスくん」の洗浄作用と弱酸性のお話そのままです。

せっけんで隅々まで洗ったりする事が苦手な利用者様には、炭酸シャワーによるすすぎあらいがおすすめです！

せっけんをモコモコつけなくても、「炭酸シャワー」ですすげば洗い上がりもさっぱり！

シャワータイムが短時間に抑えられます。

また、肌表面も弱酸性にもどすので、せっけんでアルカリ性に傾いた肌をやさしくいたわり、せっけんＯＫな利用者様の仕上げのすすぎにも○です(*^^*)

＊シャンプーが苦手

シャンプーという存在が苦手な利用者様は、案外多くいらっしゃると聞きました。

香りが苦手なのか、泡のすすぎが嫌なのか、、

上↑でもお話しましたが、ここでも炭酸泉の洗浄作用が役に立ちます。

シャンプー代わりに使用する方もいらっしゃるほど、炭酸泉での洗髪はポピュラーです。

もちろん、シャンプーでワシャワシャと洗うにはかないませんが、炭酸泉で頭皮を洗うと、頭皮から血行が促されることにもつながりますし、洗い上がりもさっぱりします。

ここでポイントとなるのが、「弱酸性なので洗髪後の櫛通りが良い」

ということです。

乾かした後も、さらさらになると評判です。

いかがでしたでしょうか。

皆様のお役に立てそうなお話は見つかりましたか？

利用者様のために、色んな角度から試行錯誤されているその気持ちが、きっとご家族のご理解にもつながっていくのではないかと思います。

そんな気持ちを応援しております(*'ω'*)

次回は、「炭酸泉の歴史」をお話します。

実は深い歴史のある「炭酸泉」

利用者様とのコミュニケーションツールとしてつかえる小話をご紹介いたしますm(__)m

こんにちは！ＣＯ２システムズ（株）です

ＣＯ２システムズ（株）です。

みなさま「炭酸泉」ってご存知ですか？？
身近なところでは、スーパー銭湯や、美容室などで見かける方は多いのではないでしょうか。

「炭酸泉」のもつパワーは多岐に渡り、さまざまな分野で活躍しているのですが、残念なことに日本ではいまいち認知度が低いため、まだ普及しきれておりません。

みなさまの生活のヒントになりそうな「炭酸泉」のネタとともに、「炭酸泉」の知識を深めていただけたらと思います。(*^_^*)




また、超高齢化社会にむけて、我らが「神奈川県」の掲げる「未病を治す」をテーマにして、「未病」や「介護」というキーワードでも発信していきます！

デイサービス・介護施設を運営されている皆様のお役に立てるのではないか？？という思いを、ブログに綴っていこうと思います。

「なんで介護に炭酸泉なの？」
「うちはお金が無いから関係ない」
「新しい事を導入するのは抵抗がある」

などなど、、
皆さま考えることは同じです。
小さい企業だからこそできる、1つ1つの施設様への思いやりがお伝えできればと思います(*'ω'*)

さて、今回は初回という事で「炭酸泉」を知らない方も、そうでない方も、「炭酸泉」の知識を深めていただければと思います(*‘∀‘)

日本にお住まいの方でしたら「温泉好き」は多いはず。
その結果、「温泉」を売りにしたデイサービスなんかも増えていますよね。

「炭酸泉」は、簡単にいうと「炭酸ガスの溶け込んでいる温泉」ということです。
数は少ないものの、日本にもれっきとした「天然の炭酸泉」は存在しているのです。
ほとんどの施設様は、温泉をひくなんてとてもじゃないけど無理ですよね(-_-;)
では、温泉と同じ成分を混ぜたお風呂を作るというのはどうでしょうか。
入浴剤を例にあげてみましょう。
「利用者様全員の肌に合うとは限らない」
「香りの好き嫌いもあるし」
「ランニングコストが馬鹿にならないなあ」
そこで登場するのが「炭酸ガス」です！
環境省が「療養泉」として指定している９つの主成分のうちの１つが「二酸化炭素」なのです。

「炭酸ガス」の活躍

その１：湯に溶け込んだ炭酸ガスには、血管拡張作用が認められていて、血流改善にもってこいなのです。

その２：炭酸ガスに含まれる気泡は、汚れに吸着する性質があるので、洗浄作用が認められているのです。

その３：ふつうの水道のお湯を、弱酸性の水質に変身させてしまうのです！そのおかげで、肌や髪にやさしいお湯になります。

巷で話題の「炭酸美容法」なんかは、弱酸性で髪や肌をひきしめてすべすべにするところから始まっているのではないでしょうか。

その４：「炭酸泉」は無臭で、成分は「水」と「炭酸ガス」だけ。

これだけでも、「炭酸ガス」のすごさはわかっていただけたと思います。

次回は、その「炭酸泉」が「デイサービス」とどう関係してくるのかをお話したいと思います。

長々と読んでくださり有難うございましたm(__)m